社労士試験合格まで3年半勉強してきた中で、様々な教材を扱ってきました。
ということで、このテキストはこんな特徴があるよ~!こういうところがいいよ~!ここが物足りないね~!
的なことを書いていこうと思います!
前回第1弾についてはコチラ
そして今回第2弾は「出る順社労士 当たる!直前予想模試(LEC)」です!
3年目の直前期に購入した市販の模試です。
模試はできるだけ色んな種類を解こうと思い購入したものです。
市販の模試は予備校の模試とは違い、平均点が分からないので自分がどの学力位置にあるのか把握することができません。
そこで今回は僕の点数も踏まえてご参考いただけたらと思います。
内容
本試験2回分の分量が含まれています。
価格は1800円+税と手ごろといっていいでしょう。
特によかったのは解説が充実していることです。
市販のLECのテキストとリンクしているため、解説部分のテキストの記載ページが書いてあり復習がしやすいでしょう。
僕はTACのテキストを使っていたのでこの機能は特に使えませんでした。
LECの教材で勉強されている方は効率の良い模試だと思います。
また、解説部分にて表や図を用いた説明もあるので、理解しやすいのも特徴の一つです。
他の模試との難易度比較
僕は直前期の模試として3種類の模試を解きました。内容は
- 出る順社労士 当たる!直前予想模試(LECの市販)
- あてるTAC直前予想模試 社労士(TACの市販)
- 大原全国統一公開模擬試験(自宅受験)
です。
3つを比較して結論付けるならば「出る順社労士 当たる!直前予想模試(LEC市販)」は最もちょうどいい難易度だったと思います。
全2回分の模試が含まれており、いずれも本試験に近い難易度と感じました。
僕の初回の点数としては次の通りです。
選択式① | 択一式① | 選択式② | 択一式② | |
---|---|---|---|---|
1.労基・安衛 | 4 | 6 | 4 | 5 |
2.労災 | 5 | 6 | 4 | 6 |
3.雇用 | 3 | 2 | 3 | 5 |
4.労一 | 2 | 6 | 4 | 6 |
5.社一 | 5 | – | 4 | – |
6.健保 | 5 | 8 | 3 | 7 |
7.国年 | 4 | 8 | 5 | 9 |
8.厚年 | 5 | 8 | 4 | 5 |
合計 | 33 | 44 | 31 | 43 |
はい。基準割れがちらほらあります。でも模試ですから!今間違えといてよかったんです!!
年度によって難易度は異なるでしょうが、ご参考ください。
おすすめの使い方
2回解いてください!そして必ず本試験と同じ時間で解きましょう。
模試は時間が余った場合はすぐ答え合わせしていいと思います。
見直す時間はさっさと採点して復習の時間に充てるべきです。
模試は1回解くだけでは問題を自分のものにはできません。
2回ともしっかりと復習するようにしてください。
復習の仕方としては、テキストの記載箇所を確認し、模試の名前を書いておきましょう。
これが非常に重要です。
そうすればテキスト復習の際に、「あ~あの模試で間違えたな~」と問題を思い出すことができ、次テキストを読むときに復習の質が高くなります。
2回連続で間違えた場合は、テキストにさらに目立つメモを書いたうえでノートにとどめましょう。
絶対に次は間違えないための仕組みを作るのが重要です。
1回目でノートにとどめない理由は時間がもったいないからです。
1回目で解いた模試で間違えた問題を全てノートにまとめていては復習に2日はかかると思います。
ノートは何度も間違えることだけまとめていけばいいと思います。
また、模試はほぼ必ず法改正が入れ込んであります。
そういった法改正の問題は予備校が「ここは出るであろう」と分析の結果出題しているわけですから、法改正の中でも重要項目だと考えるべきです。
近年は法改正からすぐに出題されるという傾向はないようですが、何があるかわかりませんから問題を解くという形で押さえておくべきです。
いずれの模試でも共通ですが、1回目は選択28点、択一45点、2回目は選択35点、択一60点を目標に解くといいと思います。
まとめ
今回は社労士試験の教材書評第2弾ということで「出る順社労士 当たる!直前予想模試(LEC市販)」を解説しました。
僕の解いた他2つの模試と比較して最もスタンダードで本試験に近い難易度の模試だったと思います。
従って、7月、8月の超直前期に解くべき模試なのではないかと思います。
ぜひご参考ください。