最近引っ越しをしました。井手です。

僕今年30歳になるわけですが、若年層は遺族年金や障害年金を受けない限り、年金事務所なんて行く機会なんてないですよね。

今回は僕の父が特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢(昭和35年生まれなので64歳から報酬比例部分)となったので、付き添いで年金事務所に行ってみました~

将来、障害年金などを代理で申請するとなると、お世話なる場所ですから、事前に見ておくのも大事でしょうという感じです。

また、今後、老齢年金を請求する方の参考になっていただけたらと思います。

必要なもの

  • 年金請求書
  • 年金手帳
  • 振り込みを希望する通帳(本人名義)
  • 戸籍謄本(マイナンバーでも可)

スムーズな進行

まず思った感想が、全然人がいない…

熊本市の60~64歳人口が4万5000人で、熊本西年金事務所と熊本東年金事務所の2つしかないわけですから、もっと多くの人が申請に来ているかと思っていましたが、そうでもありませんでした。

事前に予約も必要でしたのでもっと多く人がいるものだと思っていました🤔

平日の昼ということもあったとは思いますが、最初に来たときお客さんは自分らだけでした。

あ、1時前だったからお昼休みだったのかな!?

総合受付で番号札を渡され、予約の時間よりも少し早めに呼ばれました。

事前に調べておくべき

最初に書面の確認と、各種所定事項の記載を行います。

また、過去の被保険者種別や加給年金、さらには配偶者の振替加算の内容の確認なども細かくしていただけました。

正直、事前にそういったことを自分で調べてから行かないと、いきなり「振替加算」とか馴染みのない言葉を出されても戸惑うと思います。

僕らは事前に調べてから伺ったので非常にスムーズに説明も進めていただけました。

皆さんも、年金受給申請の際は、自分自身の年金だけでなく、配偶者の年金についても調べてから行くべきだと思います。

支給開始月

10月末に請求に行き、実際に支給されるのは2月か3月とのことでした。

父は10月が誕生日なので、翌月の11月分から支給されます。

また、年金は偶数月に前2か月分が支給されますが、2月に支給の場合は11月~1月分の3月分が支払われることとなります。

なお、3月支給の場合も同様に11月~1月分の3月分が支払われるとのことで、次は4月に2月と3月分が支払われるということでした。

65歳からの本来の老齢年金の請求

今回請求したのは60歳代前半の特別支給の老齢厚生年金でした。

従って、65歳から支給される国民年金の老齢基礎年金はまだ請求していません。

この請求は改めて行う必要があるのですが、65歳になってから窓口に行く必要はなく、書面が届くため必要事項を記載の上返送すればよいとのことでした。(これは楽でいいですね♪)

ちなみに、繰下げ支給される方の割合を聞いてみると、1%程度とのことでした。

やはり年金は早く貰いたいという方が圧倒的に多いようです。

社労士の方にご対応いただきました

それと、呼ばれたブースに行くと担当の方のネームプレートに社会保険労務士の記載が!

お聞きすると業務委託を受けて年金事務所で対応をしているとのことでした。

僕もこないだ社労士に受かりましたとお伝えすると、「労働関係ですか?年金関係ですか?」と聞かれました。

僕はいまだに具体的にどういった業務を中心としてやっていくべきか、定まっていませんが、どちらかというと労務のコンサルを目指したいなあとは思います。

どうやら”街角社労士”?なるところに聞くと、いろいろ教えてくれるとのこと...

社労士会に登録すればそういった情報も入ってくるのかな?と思いながらも後を去りました。

まとめ

実際の社労士の方のお仕事を目の当たりにして、わずかながらですがイメージができました。

試験では要件などは問われますが、具体的な手続きについては全く扱われません。

会社では労働保険の年度更新や標準報酬変更届などはやったことがありますが、年金手続きについては全く知りません。

この辺は事務指定講習でやるであろうと思いますが、今回事前に見ることができて良かったと思います。